日々何気なく使っているシャンプー。
髪と頭皮に良いシャンプーだと思っていても、実はとんでもなく危険なシャンプーかもしれません。なぜなら、2015年にアメリカ油化学会の学術誌で、市販のシャンプーで人気がある【アミノ酸系】と分類されるシャンプーにとんでもない危険性があるという新事実が発表されたからなんです!!
自分が毎日使っている洗浄剤(シャンプー)に使われている成分をもう一度確認し、お肌に害があるシャンプーから身を守りましょう。
安全だと思っていた【アミノ酸系洗浄剤】もアレルゲン発生の原因だった!?
耳なじみのいいアミノ酸系洗浄剤(アミノ酸系シャンプー)アレルゲンの可能性があります。アミノ酸系洗浄剤は肌にやさしいというイメージがありますが、アミノ酸は人体の構成成分のひとつです。
皮膚に含まれるアミノ酸と同じアミノ酸を使用しているために肌や頭皮に吸着しやすい危険性があります。すると皮膚は、炎症やかゆみを引き起こすこともあります。
アミノ酸系洗浄剤もアレルゲンのひとつと考えていいかもしれません。
お肌にとって最も大切な「バリア機能」を破壊してしまう「アミノ酸系シャンプー」
アミノ酸系シャンプーは髪や肌への刺激が少なく、コンディショニング効果が高いと思われています。そのため、美容室等で販売されているアミノ酸系シャンプーは、肌にやさしいシャンプーというイメージが定着しつつあるように感じます。
ところがアミノ酸系シャンプーは、お肌のバリア機能を破壊します。
さらに性能上では泡立ちが悪く洗浄効果が低いという問題点があります。(※洗浄剤の特徴比較表参照)これをカバーするために、刺激のある硫酸系洗浄剤を配合したり、数種のアミノ酸洗浄剤を大量に配合しているものも少なくないのです。
アミノ酸は肌や髪に残りやすい性質があることから、大量に使用することはもってのほか。これでは本末転倒です。
サロン専売シャンプーでも危険!?…アメリカ油化学会の発表が話題になっている。
2015年、アメリカ油化学会の学術誌「Journal of Surfactants and Detergents」(界面活性剤及び洗浄剤に関する専門学術誌)に英語の原著論文の形式で掲載されました。
今回の学術論文は、この独自開発したお酢系洗浄剤がいかに肌に対して低刺激であるかを世界に向けて示した内容になっています。
「Journal of Surfactants and Detergents」とは?
100年以上の歴史をもつアメリカ油化学会が発行している学術誌です。
年6回発行される『界面活性剤及び洗浄剤に関する専門学術誌』で、これらの専門研究家や化粧品も含めた油化学企業の基礎研究者が購読しています。
会員数は世界90ヵ国以上に4300名。世界に大きな影響を与える学術誌といえます。
具体的には動物実験ではない刺激性試験としてOECD(経済協力開発機構)が認め、近年実用化が進む”ヒト3次元培養表皮モデル”を使用して、お酢系洗浄剤の低刺激性を実証しています。
結果は市販シャンプーの洗浄剤として最も多く使われているラウレス硫酸ナトリウムは、刺激が強くて危険であることがわかりました。また、低刺激といわれているアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸ナトリウムの細胞生存率が低いことに驚かされました。同時にアミノ酸系のシャンプーを使用した消費者が使用後に、かゆみを覚えたりアレルギー反応を引き起こすこともわかりました。
だからシャンプーの「専門家」である美容師でも「知らない」のは当たり前。
http://old-media.sakuraweb.com硫酸系、アミノ酸系洗浄剤の細胞生存率がこれほど低いことを、大手メーカーの研究者も今まで十分に認識していなかったわけですから、消費者はもちろんシャンプーの「専門家」である美容師が知らないのは当然な事です。(※参照 なぜ、アミノ酸系シャンプーはあなたの肌に合わないの?その衝撃の理由とは )美容室はこの事実を正確に認識し、正しい情報をお客様にお伝えする義務と責任があります。
http://old-media.sakuraweb.com/reason-for-amino-acid-does-not-fit-the-skin
まとめ
いかがでしたか?
日々何気なく使っているシャンプーが危険だったなんて驚きですよね。
シャンプーに詳しい方でも今までは硫酸系のシャンプーは避けていてもアミノ酸系は大丈夫というイメージが強かったと思います。
今現在、アミノ酸系シャンプーで「違和感」「かゆみ」「ベタつき」を感じる方は要注意です!
今すぐ、毎日使っている洗浄剤(シャンプー)に使われている成分をもう一度確認し、お肌に害があるシャンプーから身を守りましょう。自分の身は自分しか守れませんからね。。