人体と同じ成分アミノ酸を使ったシャンプーだから
低刺激で頭皮に負担をかけない?
アミノ酸系シャンプーとは、その名の通り人体と同じアミノ酸からできた成分が主成分となっており比較的新しい洗浄剤(界面活性剤)なので、インターネットで検索しても低刺激な洗浄剤だと紹介しているサイトが多いようです。
一般的にタウリン系アミノ酸系シャンプーは頭皮に優しいなどのメリットが注目されており、ヘアカラー後の色持ちが良いとされていました。(下記比較表参考)
近年の研究の結果。
細胞を殺しタンパク変性を起こすという衝撃の事実が
しかし近年の研究でアミノ酸系シャンプーはお肌の細胞を殺し、タンパク変性も起こしてしまうことがわかってきました。
美容室やドラッグストア等で販売されるシャンプーのほとんどがアミノ酸系シャンプーですが、様々な方面から頭皮がかゆい、紅くなる等の声が多かったのもその理由からです。
【タンパク変性】
…糖原変性(グリコーゲン蓄積症の肝臓,心臓),脂肪変性(リン中毒の脂肪肝,リピドーシスの肝臓,脾臓,神経組織),石灰変性の名は 前者に従ったものであり,空胞変性,ガラス変性(実際はタンパク質顆粒)は後者に従ったものである。細胞質の中に顆粒状物質が現れて細胞や組織が濁って見 えるものは混濁腫張と呼ばれるが,これもタンパク変性の一種である。またアミロイドーシスのときは,細胞外の間質にアミロイドがたまり,アミロイド変性と呼ばれる。…コトバンク【タンパク変性】より抜粋
グラフの青がアミノ酸系シャンプーの代表的なグルタミン酸系です。
細胞毒性テストで87.1%の細胞が死滅する事がわかりました。
そして89.0%タンパク変性することがわかりました。
一番危険なシャンプーは「アミノ酸系」ということ
いかがでしいたか?
いままでは、硫酸系のシャンプーは避けていてもアミノ酸系は大丈夫というイメージが強かったのですが、モアコスメティックスの長年の研究結果によって、危険な洗浄剤で有名な硫酸系洗浄剤より実はアミノ酸系洗浄剤の方が髪やお肌にダメージを与えることがわかりました。
今現在アミノ酸系シャンプーで「かゆみ」「違和感」「ベタつき」を感じる場合が注意が必要です。