「アルカリ性カラー」と「酸性カラー」との違いは?

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髪を染めるカラー剤を大きく分けると「アルカリ性カラー」と「酸性カラー」の2つに分類されます。

「アルカリ性カラー」の特徴

アルカリカラーとは一般的にヘアカラーをする時に使用されているものであり、色落ちがしにくい、染めてからの持ちがよい、色の種類が豊富という特徴があります。しかし、アルカリカラーは髪の毛のキューティクルを開いてカラーを浸透させ、髪のメラニン色素を脱色して染料を発色させるため髪が傷みやすいといわれています。また、体質によってアレルギーを起こす方がいます。

酸性カラーとは?

酸性カラーは、ヘアマニキュアとよばれることもあります。酸性カラーの場合には、髪の毛の表面に帯電しているイオンに結合して染色するので、髪のメラニン色素は脱色されません。染料が髪の毛の表面をコーティングするようなイメージなので、アルカリカラーに比べて髪も傷みづらいといわれています。ただし、表面をコーティングしているだけなのでシャンプーやリンス、汗、雨などでも色落ちすることがあり、色持ちも数週間といわれています。アレルギーが起こりづらいのはよい点ですが、黒髪を明るくできないという特徴もあるので染める前にどのような髪の色にしたいかよく検討した方がよいです。

では、アルカリカラーと酸性カラーの違いはどのようなものでしょうか。
アルカリカラーと酸性カラーにはどんな違いがあるのか?

アルカリ性カラーとは?

アルカリカラーと酸性カラーの大きな違いは、染料と分類です。一般的なアルカリカラーはジアミン系酸化染料とよばれ、医薬部外品として扱われています。酸性カラーはタール系染料であり、化粧品として扱われています。

アルカリカラーは髪へのダメージが大きく、アレルギーや頭皮のかゆみなどの副作用が起きることもあります。
一方で酸性カラーは、髪をコーティングして上から色を乗せているだけなので化粧品として認識されています。アレルギーなども起きづらく、髪へのダメージも少ないことがわかっています。

アルカリカラーか酸性カラーにするかは、自分のなりたい髪の色によって決めてください。何度も染めると髪が傷んでしまうので、美容師さんとよく相談して希望通りになるようにしましょう。

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