気がつけば出来ているお肌の「シミ」・・・・
「シミ」は本当に嫌ですよね。
はじめは気付かないくらいの薄いシミだったのに、小さいシミが少しづつ増えてきて、気がつけばあっという間に頬にシミがたくさん!となる前に・・・・
シミができる「メカニズム」と「予防方法」をご紹介します。
まずは日々使っている洗浄剤が「硫酸系」「アミノ酸系」なら要注意!それが原因で刺激の入りやすい肌に・・・・
健康な皮膚の防御膜を破壊するのは、硫酸系、アミノ酸系のシャンプーや台所洗剤です。
これらを使わなければ、角質層はダメージを受けずに、刺激物が入り込むことはありません。硫酸系、アミノ酸系の界面活性剤(洗浄剤)はその刺激性評価試験において、お肌に負担をかけることがわかっています。
あなたは、今お使いの「シャンプー」で顔が洗えますか?
顔が洗えるほど肌にやさしいものでなければ、いくら高価な化粧品を重ねても意味がないということです。
なぜなら硫酸系、アミノ酸系シャンプーによってお肌の防御機能が破壊され、刺激にさらされた肌がさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。
一生ものの美肌を願うなら、日々のスキンケアと一緒に、皮膚トラブルを予防するためのシャンプー選びをしなければいけないことがわかりました。
お肌にシミなどの「皮膚トラブル」が発生するメカニズムとは
バリア機能が低下した皮膚が紫外線、アレルゲン、微生物の刺激を受けたときに、皮膚内部で活性酸素が発生すると非アレルギー性反応が起こります。
またランゲルハンス細胞で抗原が提示されると、免疫システムが過剰に働いてアレルギー性反応が起こります。そこからさまざまな細胞や細胞間情報伝達物質(サイトカイン)が関与してあらゆる皮膚トラブルが生じるのです。
皮膚に刺激を与えなければシミになることはない
シミを発生させないためには、インターロイキン1αなどの情報伝達物質を発生させないことです。同じようにインターロイキンの4や6が発生しなければ、Ⅰ型アレルギーといわれるアトピー性皮膚炎や花粉症になることもないし、インターロイキン12が発生しなければ、金属アレルギーや色素アレルギーなどのⅣ型アレルギー(遅延型反応)が起こることもないと考えられます。
まだ発生機構の全貌が解明されたわけではありませんが、今できることは、紫外線やアレルゲンを侵入させない、健康なバリア機能を守ることです。